「冬でもアイス」当たり前?寒波よそに好調

本当に寒い1月だった。日本列島は過去最強クラスという寒波に見舞われ、東京では24日からの1週間の平均気温が何と1.8度。これは日中の最高気温も含んでのもので、平年より3度も低かった。

▼アイスにとってはとんでもない悪条件だが、それでも1月の市況は前年比3%増のプラスで着地。主力ブランドの中には2倍近く伸びた商品もあり、2ケタ増となったブランドも散見された。分母が小さくなる時期とはいえ、23cmの積雪もものとはせずアイス人気は続いている。

▼今シーズンは8月が低温、9~10月が長雨に見舞われ、この間前年割れが続き、5年連続の過去最高記録突破には黄信号が灯った。アイス需要は天候に大きく左右され、暑ければ売れ、涼しければ売れないのは当然のこと。

▼今、「冬アイス」という言葉が定着しつつある。暖房の効いた温かい部屋で、こってりしたバニラやチョコレート系のアイスを楽しむもの。ここ2~3年で新しい需要が広がりつつある。温かい部屋なら外がいくら寒かろうと雪だろうと関係ない。寒くてもアイスが売れる時代になった。