伊藤忠食品 文科大臣賞を受賞 商業高校への教育支援で

伊藤忠食品が主催する商業高校生のための商品コンテスト「商業高校フードグランプリ」が、文部科学省の17年度青少年の体験活動推進企業表彰で文部科学大臣賞を受賞した。同表彰は社会貢献活動の一環として青少年の体験活動を支援する企業を対象に13年度から毎年行われているもの。過去にもアサヒビール(14年度文部科学大臣賞)、宝酒造(13年度審査委員会特別賞)などの食品企業が表彰されているが、食品卸の受賞は初めて。

評価の対象となった「高校生フードグランプリ」は、商業高校の新学習指導要領に商品開発が導入された13年度にスタート。地域の食品メーカーとともに商品開発に取り組む商業高校生に発表の場を提供するとともに、審査を通じて食品表示基準などの流通・販売条件を学んでもらい、人材育成と地域食文化の継承につなげるのが狙いだ。

単なる一過性のコンテストにとどまらず、伊藤忠食品の得意先小売業で出場校の商品販売会を頻繁に催すなど、本業と結びつくCSV型の取り組みとなっている。昨年4月にはフードグランプリ出場校の卒業生を含む高校新卒者8人を正社員として迎え入れている。