恒例の“牛乳で乾杯” 乳業団体が新年賀詞会 安心・信頼へ全力

恒例となった牛乳による乾杯(乳業団体合同新年賀詞交歓会)
恒例となった牛乳による乾杯(乳業団体合同新年賀詞交歓会)

乳業団体合同新年賀詞交歓会(主催・日本乳業協会など13団体・社)が9日、都内のホテルで開かれ、恒例となった牛乳による乾杯で新年の門出を盛大に祝った。

席上、主催13団体を代表してあいさつした宮原道夫日本乳業協会会長は、今年の重点課題として「品質及び安全性の向上による消費者の安心・信頼の確保」「牛乳乳製品の普及啓発」「乳業事業の改善」「国際化の進展への対応」「環境リサイクル対策の推進」を挙げ、特に最重要課題の一つと位置付ける「消費者の安心・信頼の確保」について、関係者に対し「通常国会で成立が見込まれるHACCPの制度化への対応を進める。ミルクサプライチェーンを構成する関係者はHACCPを業界の価値をさらに高める手段と肯定的にとらえ、対応方法を積極的に取っていただきたい」と求めるとともに、「課題は山積しているが、将来をしっかり見据えた上で方向性を探り、課題を一つずつ解決していくことで、酪農乳業界をもう一段高めようではないか」と呼びかけた。

来賓祝辞に続き乾杯の発声に立った西尾啓治Jミルク会長は「今年はJミルクにとって第3期3か年計画のスタートの年。業界の多くの課題の対応に向け、これまでの成果を生かし、さらに事業の質を高め、情報訴求力を強化する3年間と位置付けている。Jミルクが実施し2年目となる生産基盤対策事業については、初年度の課題を踏まえ、地域でのより効果的な取り組みが推進されるよう事業を改善し、一層の成果を目指す」などと語った。