歌舞伎と和菓子と「煎」 松本幸四郎さん襲名記念で 味の素AGF

味の素AGF社はレギュラーコーヒーブランド「煎」のイメージキャラクターである十代目松本幸四郎さんの襲名を記念して、「煎」と襲名披露興行の初演目「勧進帳」を題材としたオリジナル和菓子をセットにした「わがしばなし」を企画開発した。同セットは9日から歌舞伎座(東京都中央区銀座)と全国32店舗の和菓子店で販売中。

同セットの企画開発・販売は「珈琲♡和菓子プロジェクト」の一環でAGF®「煎」WAGASHI―INNOVATION(ワガシイノベーション)の第1弾となる。

9日、歌舞伎座3階の喫茶花篭で開かれたAGF®「煎」特別企画商品「わがしばなし」記者発表会で、品田英明社長は「襲名披露興行という一大イベントに参加させていただき、全国の方に和菓子と相性の良い『煎』をもう一度知ってもらいたい」と語った。

「煎」を通じて和菓子の可能性を広げるワガシイノベーションの今後については「さまざまな日本の伝統文化の革新者がおられるので、『煎』のPRに一役買って出る方と企画したい」との考え。歌舞伎とのコラボはこの第1弾の位置づけだが、「松本幸四郎さんには『煎』としてお願いしたいと思っているので、幸四郎さんを通じての歌舞伎のお付き合いになると思う。今回の評判が良ければ、違う展開も考えていきたい」と述べた。

オリジナル和菓子は全国和菓子協会の協力の下、昨秋開催された「歌舞伎と和菓子の出会いコンテスト」で56店舗の応募の中から選ばれた32店舗の作品をラインアップ。このうちグランプリ1作品と準グランプリ2作品の計3作品は歌舞伎座でも26日まで販売されている。

グランプリ作品の一部。白紙の勧進帳を読み上げる弁慶をイメージした
グランプリ作品の一部。白紙の勧進帳を読み上げる弁慶をイメージした
グランプリに輝いたのは榮太樓總本舗の青木誠治さんの作品。記者発表会の1週間前、楽屋に32作品を並べ、1人でグランプリと準グランプリの選定に臨んだ松本幸四郎さんはグランプリ作品の決め手について「弁慶と義経をすごくリアルに再現されているところにまず目がいった」という。