農水省 国産チーズ強化へ 補正に150億円

平成29年度補正予算案が22日、閣議決定されたことを受け、農林水産省は同日、「平成29年度農林水産関係補正予算」の概要を明らかにした。

今回の補正予算案では「TPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施に向けた関連予算(「大綱」実現予算合計3千170億円)を計上。このうち、乳業関連では「国産チーズの競争力強化」に150億円(「畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業」の「国産チーズ振興枠」90億円含む)を盛り込んだ。

今回の補正予算案では国産ナチュラルチーズ等の競争力強化に向け、「酪農家によるチーズ向け原料乳の高品質化・コスト低減に向けた取り組み」「チーズ工房等による生産性向上と技術研修」「国際コンテストへの参加等の品質向上・ブランド化に向けた取り組み」「国産チーズの需要拡大に向けた取り組み等」を支援する。

日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意(11か国)を受け、政府は「総合的なTPP等関連政策大綱」を改訂。この中でチーズ等の乳製品については、国産チーズの競争力強化などに向け、原料・製造含め低コスト化、高品質化やブランド化を推進するとしていた。