業務用市場を強化 ウエシマコーヒーフーズを傘下に UCC

UCCホールディングスは、関西圏を中心に業務用コーヒー・業務用卸事業などを手掛けるウエシマコーヒーフーズの全発行済み株式を譲受する。11日、資本業務提携に関する基本合意に達した。今月末をめどにウエシマコーヒーフーズの経営再建計画を策定し株式譲渡契約を締結する。

業務用食品卸市場の競争激化や仕入価格・運賃高騰などが背景。UCCは、ウエシマコーヒーフーズをグループ傘下に入れることで、UCCグループが有する財務・システム・人材などの経営基盤や資源をウエシマコーヒーフーズに提供するとともに、両社のノウハウを共有することでシナジー効果を創出する。

ウエシマコーヒーフーズの法人格、ブランド、製品、社員の雇用は継承。ウエシマコーヒーフーズは、1925年に神戸で創業し「U.COFFEE FOODS」ブランドを掲げ、関西圏を中心に約1万軒の外食店の得意先にコーヒー製品や食材を販売している。

コーヒー生豆の輸入や焙煎加工も手掛け、独自焙煎技術を生かした「石釜珈琲」が知られ、多数の優れたコーヒースペシャリストを有しているという。17年3月期売上高は75億5千5百万円。

UCCグループの業務用コーヒー・食品卸事業は、ユーシーシーフーヅを中核企業に、日本全国100か所に営業拠点を有し、約10万軒の外食店の得意先を擁している。