‘17年即席麺業界 袋麺の需要喚起策が奏功 カップは縦型が牽引

酉年2017年の即席麺業界は安定飛行の年となった。昨年4月の熊本地震特需への対応が大きなテーマとなったが、カップ麺を中心とする積極的な新製品投入やプロモーション展開もあり市場は活性化。東日本エリアでの夏場の天候不順や暦通りに季節が転換したことなどもあり、おおむね堅調に推移する1年となった。

ここ数年、顕著になっているカップ麺と袋麺の格差問題は来年に持ち越しとなったが、サンヨー食品「サッポロ一番」が新たな食べ方提案で夏場の需要喚起に成功するなど新たな展開も見られた。2017年の流行語大賞は「インスタ映え」だったが、袋麺はまさに「インスタ映え」する商品。「サッポロ一番」新提案成功の背景には、料理レシピのコミュニティウェブサイトを活用したメニュー拡散などもプラスに働いたとみられる。

(12月18付本紙「即席麺WAVE」より一部抜粋)