郷土料理コンテスト 優勝は秋田の「納豆汁」

第2回郷土料理コンテスト2017 日本うま味調味料協会

うま味を科学的に実践 日本うま味調味料協会

日本うま味調味料協会は9日、川崎市鈴木町の味の素グループうま味体験館で「第2回郷土料理コンテスト2017」(農水省、日本栄養士会後援)の表彰式を行った。

協会では今年5月から、うま味調味料を活用して減塩できる郷土料理を、大学を含め一般から募集し、期間中、昨年(7件)を大きく上回る36件の応募があった。日本栄養士会の中村丁次名誉会長を審査員長に、伝統レシピ、減塩レシピ、減塩+うま味調味料など科学的アプローチやレシピ、レポート等を通じて審査した結果、湯沢フラウアスリート村の「納豆汁」(秋田)が優勝し、中村審査委員長から表彰状、髙橋健三郎協会広報部会長から賞金が贈られた。準優勝には西南女学院大学近江ゼミの「だぶ」(福岡)、郷土愛賞に兵庫栄養調理製菓専門学校の「ばち汁」(兵庫)、伝承賞に会津大学短期大学部宮下ゼミの「こづゆ」(福島)、武庫川女子大学升井料理クラブの「粕汁」(兵庫)の郷土料理作品が受賞した。

表彰式は岩本保協会会長のあいさつに続いて受賞者に表彰状と賞金が贈られ、中村審査委員長の総評に続いて、受賞者代表あいさつ、祝辞、須藤宏協会専務理事の閉会あいさつと続いた。

なお受賞者は表彰式に先立ち味の素グループうま味体験館で「ほんだし」工場を見学後、かつお節削りを体験し、うま味が分かるみそ汁やおにぎりを試食した。

岩本協会会長のあいさつ 協会は、うま味やうま味調味料の有用性や安全性の啓発活動を目的に今から70年前に設立された。ここ数年は減塩効果に着目し、最近はうま味で食事の満足感が増し、食べ過ぎの抑制効果もあることも報告されている。上手に使えば減塩や食べ過ぎを抑え、健康的な食生活が期待できる。協会は今後も、うま味調味料の有用性と正しい知識の普及に努めていく。