11月市況 前年並みで着地 久しぶりの穏やかさ 自然増で2%が実力?

11月は久しぶりに穏やかな1か月となった。7月は猛暑から在庫不安が持ち上がり、8~9月は低温基調、10月は雨また雨と、天候に翻弄され続けた4か月だった上、前年比の数字も3か月連続でマイナスとなり嫌な感じになりかけていたが、何とか前年並みを維持できた。

ここ1~2年からすれば前年並みは不満が残るが、シェアが高くなるハーゲンダッツの20%減が大きく影響したほか、昨年はメロンパンがあった赤城乳業、大人シリーズの月ずれとなったグリコなど、マイナスを喫したメーカーも特別な理由があってのこと。各社の主力商品は順調。大型新製品はなく、特別なプロモーションもなかったロッテは2・4%増で着地した。

同社の動きからは、冬アイスの定着などで下期の需要が高まっている現在、天候さえマイナス要因とならなければ2%程度伸びるのが今のアイスの実力と思われる。

(12月11日付本紙より一部抜粋)