「今年の新海苔&海苔レシピ」 山本海苔店が試食会

プレゼンした山本貴大専務(山本海苔店 今年の新海苔&海苔レシピ試食会)
プレゼンした山本貴大専務(山本海苔店 今年の新海苔&海苔レシピ試食会)

山本海苔店は11月30日、メディア向けの「今年の新海苔&海苔レシピ試食会」を山本海苔店別館で初開催した。12月1日から日本橋本店で新海苔を発売するに際し、同社の歴史や新海苔など広く知ってもらう趣旨で山本貴大専務がプレゼンした。

新海苔(一番摘み、初摘み)は漁期最初に摘まれた海苔のことで柔らかく高級品向けの原料とされる。また、創業160余年、老舗贈答海苔店の筆頭格である山本海苔店が注力して販売してきた商品の1つでもある。今回さまざまなメディアにそうした原料事情や同社の歴史を通じて、より理解を深めてもらうため開催された。

試食会では冒頭にスライドを使って山本専務が丁寧にプレゼン。用途別や種類別の海苔試食や焼き立て実演、海苔を使ったレシピ紹介、また同社の「一藻百味」「おつまみ海苔」など近年伸びているデイリー商品なども披露された。

記者からは海苔の種類や生産地、呼び名や業界構造に及ぶ基本的な部分での質問も多く、慣れ親しんだ食材ながら伝統産業特有の奥行きや複雑さを感じる機会になったようだ。

今年は海苔の不作や値上げのニュースが多かったが、本来のおいしさや食材的な価値に興味と関心を持ってもらえるような取り組みも不可欠。高級海苔を販売する同社ならではの意義ある試食会となった。