食糧消費者物価指数 50か月連続プラス

食糧消費者物価指数 50か月連続プラス

緩やかなインフレ基調保つ
伸び幅は縮小 価格転嫁に遅れも

総務省が1日に発表した10月の食料消費者物価指数(相場影響の強い生鮮食品を除く)は、前年同月比1・0%増の102・4(15年平均=100)となり、13年9月から数えて50か月連続のプラス記録を達成した。今年は油脂・調味料や飲料で前年実績を下回る月も出始めているが、6月の酒税法改正後の酒類価格の持ち直しなどを追い風に、緩やかなインフレ基調を保ち続けている。

総務省がデータを公開している71年以降で食料消費者物価指数が50か月以上伸び続けたのは、71年1月~87年12月(204か月連続)、88年8月~94年10月(75か月連続)の2回のみ。民間給与が減少に転じた98年以降では、有効求人倍率が1倍を超えた13年10月を起点とする今回が断トツの最長記録となる。

(12月4日付本紙より1部抜粋)