ヤオコー浦和パルコ店オープン 駅前立地生かした品揃え

ヤオコーは22日、埼玉県さいたま市に「ヤオコー浦和パルコ店」をオープンした。浦和駅前の商業施設「浦和パルコ」地下1階に出店。充実した生鮮・デリカをはじめワンストップ・フルラインの品揃えと、駅前百貨店の立地特性に対応したこだわり品の取り扱いを強化した。延床面積は990坪、売場面積700坪。総SKUは1万4千400。うち生鮮1千250、デリカ310。売上構成比は生鮮38%、デリカ16・6%。初年度年商25億円を計画する。

デリカでは「厚焼玉子」を名物商品として育成し、プレーンのほか各種フレーバーやハーフ・スライスなどバリエーションを拡大。駅前立地の特性に合わせ、ランチニーズや夜6時以降の出来たて訴求、単身者向けの個食商品などの充実を図った。

ベーカリーではサンドイッチを強化。世界チャンピオン監修の食事パン「チャバタ」を使用した「チャバタサンド」も展開。隣接するイートインは60席、カフェラテやソフトクリーム、パウンドケーキなどのカフェ商品も充実させた。

グロサリーではヨーグルト、油揚げを強化カテゴリーに設定し、原料や味にこだわった商品ラインアップを拡充。飲料売場は今期の新店から導入している扉付きのリーチインを採用。冷気漏れを防ぐとともに省エネ効果につなげる。そのほか、住居関連では江戸の伝統工芸品「大黒屋江戸木箸」を初導入し、食卓を豊かにする提案が目立った。

浦和パルコ店は7月に閉店した大丸浦和店の後継テナントとして、地元からの期待も高い。オープン初日は早朝から多くの来店客が詰めかけ、一時は入場規制も行われた。

JR浦和駅前は古くから食品に強い伊勢丹浦和店、惣菜の充実が目立つエキナカのアトレ、イトーヨーカドー浦和店、成城石井などの競合も熾烈だが、駅前百貨店という新立地で食生活提案型SMとしてのヤオコーの展開が注目される。

なお、店舗従業員数は正社員18人、パートナー・ヘルパー・アルバイト延べ140人。