日本イタリア料理協会(落合務会長、ラ・ベットラ・ダ・オチアイ)主催によるイタリア料理専門展「ACCI Gusto 2017」が15、16の両日、東京都台東区花川戸の都立産業貿易センター台東館で開かれ、多くの来場者で賑わった。今年は新規参加も含め昨年を上回る107社が出展。イタリア料理に欠かせない食材が一堂に集まるとあって会場はイタリアン一色に染まり、全国の有名シェフも参加し、デモンストレーションを通してオリジナルレシピを実演するなど、ほかでは例のない展示会となった。
展示はパスタやワイン、トマト、チーズ、オリーブオイルなどイタリア料理には欠かせない食材が中心だったが、今回は生ハムやイタリア野菜の展示が目立ち、本場イタリアの味を再現。イタリア料理に関する正しい情報を提供し、本当のイタリア料理を通じてファンを広げたいと出展者。総じて外食業界が低迷する中でイタリアンの健在ぶりを示した。