好業績は消費者視点から

カルビーが従来にないブランドトショップ「Yesterday’s tomorrow」を先月28日にオープンした。菓子メーカー約120社のロングセラーの菓子や限定品を販売する。自社だけではなく他社製品まで販売するところに新規性がある

▼松本晃会長兼CEOは、これからは消費者視点でなければ企業は存続しないという。その危機感からか、元JR東日本出身の鎌田由美子上級執行役員は1年半かけてこの店を企画した

▼最近は名前を短く省略するのが流行とのこと。松本会長は「マクド、スタバ、キムタクなど短くした方が親しまれるので、そう呼んでくれたらよい」とし、鎌田氏は「イエトモ」と略す。新たな試みに「カルビーは今、失敗は恐れない」と松本会長は強気で、ほかにも出店を計画している

▼カルビーの好業績は消費者視点の考え方にあるようだ。中長期目標は売上高1兆円に置き、売上高の半分は海外、半分は国内。国内の半分をスナック、後はフルグラなど朝食需要やBtoCビジネスを計画する。イエトモはまさにカルビーを象徴するコンセプトショップとして今後の動向が注目される。