ネスレ日本「東京ばな奈」とコラボ 観光市場の開拓狙う

ネスレ日本は東京土産ナンバーワン菓子「東京ばな奈」とコラボし、「東京ばな奈 キットカットで『見ぃつけたっ』」を共同開発した。ネスレは国内外から東京を訪れる人が継続的に増えていることに着眼し、新東京土産として土産菓子市場およびチョコレート市場での販売機会創出を狙う。

ネスレでは訪日客菓子市場1千300億円、国内訪都観光客市場3千300億円が、2020年にそれぞれ1千800億円と3千900億円へ合計1千億円以上の成長が見込めると算出した。

ネスレ日本の槇亮次部長㊨とグレープストーンの野口聡部長㊧
ネスレ日本の槇亮次部長㊨とグレープストーンの野口聡部長㊧
槇亮次マーケティング部長は「このコラボをきっかけに世界中に認知してもらえれば。相乗効果はプラスしか考えられない」と国内外への発展を期待する。「東京ばな奈」を展開するグレープストーンの野口聡菓子事業部営業部長は「他の菓子メーカーと初めて協働するので、試作を100回以上行い、お互いのやりとりを密にした」と共同開発商品への取り組みを話した。

新商品は2つのトップブランドの強みを凝縮し、つまり「東京ばな奈」のしっとりしたクリームを、ウエハース層間のクリームを滑らかにすることで表現した。厳選したバナナパウダーを配合することで、「東京ばな奈」らしいバナナの味わいを再現している。チョコレートの表面にはコラボを象徴するバナナの形を刻印し、箱も「東京ばな奈」のデザインと形状を採用した。8枚入り650円、15枚入り1千200円。

11月15日から東京駅一番街・東京おかしランドで先行販売を開始し、来年1月10日以降は順次、関東近郊を中心に空港、鉄道、高速道路などの土産物ショップでも販売する。なお、11月1日からはツイッター上でキャンペーンを実施している。