縄文土器で「カップヌードル」?

日清食品は6日、同社オンラインストアで「縄文DOKI★DOKIクッカー」を発売した。

▼どんなものかは見てもらうしかないが、一言で言えば、国宝火焔型土器を精巧に模した「カップヌードル」の調理器具。土器下部にカップヌードルを容器ごと入れ、お湯を注いで土器上部でフタをするというもの。

▼本体は直径、高さとも約11・5cm。国宝火焔型土器を所蔵する「十日町市博物館」(新潟県十日町市)公認のもと、柳宗悦や白洲正子が愛した瀬戸本業窯の8代目が制作した。火焔型土器レプリカの細部や立体感を参考に、伝統の手わざ「櫛描き」で縄文模様を表現。民藝の器の象徴である「リーチハンドル」の様式を採用するなど細部にまで徹底的にこだわったため鑑賞にも耐えるという。

▼15個限定発売で、価格は税込み5万9千800円。これを高いと感じるかどうかは買い手の価値観次第だが、縄文時代に思いを馳せながら「カップヌードル」を食べるという歴史ロマンが体感できそう。同社ではよりリアルに火焔型土器を再現したスペシャルバージョンの販売も予定。