食品向け機能強化 モーダルシフト支援加速 清水港

清水港 RO―RO船

静岡県の清水港が食品業界向けのサービスを広げている。周辺幹線道路の整備によって首都圏などへのアクセスが向上する中、昨年からRO―RO船(貨物車両用フェリー)の定期航路を設けるなど、モーダルシフトへの対応力を強化。ドライバー不足による長距離輸送力の低下に悩む食品メーカーらを海上輸送で支援するほか、農産品等の高鮮度輸出体制も整える。

清水港は政府が指定する全国18の国際拠点港湾の一つ。港湾面積はその中で最も小さいが、コンテナ取り扱い貨物量は上位(8位、16年51万7千TEU)に位置し、生産性の高い港として知られる。物流効率化の障壁となっているコンテナターミナルの荷待ち時間も平均13分と短い。

また、近年は圏央道の開通によって関東へのアクセスが向上。首都圏ではトラックが1日2往復できるエリアが増えている。19年度に予定されている中部横断自動車道の全線開通により、甲信越へのアクセスも改善する見通しだ。

(11月6日付記事より一部抜粋)