イオン 賞味期限を年月表示に トップバリュ加工食品で

イオンはPBトップバリュの加工食品のうち、賞味期限が1年以上の商品を対象に、今後2年以内に賞味期限の表記を従来の「年月日」から「年月」に変更する。

来年4月をめどに、第1弾として「純粋はちみつ」「鶏五目釜めしの素」「北海道産生クリームのクリームシチュー」を年月表記に切り替え、順次対応していく。賞味期限表記の変更に合わせ、賞味期限の周知徹底も図る。

賞味期限表記の変更は、20年度までに発生原単位(売上高100万円当たりの食品廃棄物発生量)を25%減、25年までに50%減を目指すイオングループ食品廃棄物削減目標設定の一環として実施するもの。賞味期限の年月表記により家庭での食品廃棄ロス削減を目指すとともに、食品廃棄物半減という目標達成に向け、店舗ごとに廃棄物の状況の見える化を通じ発生を抑制。グループ企業横断の推進組織を地域ごとに立ち上げ、ベストプラクティスを共有、実践する。

一方、発生した食品廃棄物を資源として活用するため、「食品資源循環モデル」を20年までに全国10か所以上(対象1千店以上)で構築する。

店舗や「トップバリュ」商品の製造過程で排出した食品廃棄物を堆肥としてリサイクルし、イオンの直営農場で農産物を育て、店舗で販売するというサイクルをまわすイオン完結型「クローズド・リサイクル・ループ」に加え、全国各地のパートナー企業と連携し、地域特性に合わせた「食品資源循環モデル」の構築も目指す考えだ。

食品ロス削減に向け、11月には農水省と連携した食品ロス削減キャンペーンをイオンリテール南関東エリア全店で実施するほか、食品ロス削減アイデアの募集、食品保存グッズの訴求なども合わせて実施する。

このほか、発生抑制に向けたバリューチェーン全体の取り組みとして、輸送時間の短縮、納品期限の緩和、発注制度の向上や発注単位の見直しなども推進していく。