家庭用食用油 付加価値化のトレンド継続 オリーブ、ごま油が牽引

家庭用食用油 市況

上期の家庭用油市場は数量、金額ともほぼ前年並みで着地する見通しだ。中食需要の増加や家庭内での揚げ物調理の減少など、外部環境は厳しさを増しているが、オリーブオイルやごま油など高単価品の需要拡大や、調味料感覚で楽しむ生食用途の広がりを背景に、安定した動きが続いている。

昨年来、油脂コストの上昇が続く中で、下期に向けては早期の値上げ浸透が大きな課題だが、油の健康価値やおいしさが見直され、マーケットの地合いは決して悪くない。メーカー各社は適正価格の構築と平行し、生活者のニーズに応える付加価値製品の投入や提案活動を強化しており、今後も安定成長が期待されている。

(10月9日付本紙「家庭用食用油特集」より一部抜粋)