キユーピー 赤い網目とキャップでグッドデザイン賞受賞

キユーピー ディスペンパック グッドデザイン・ロングライフデザイン賞

赤い網目と赤いキャップの「キユーピー マヨネーズ」とグループ会社のディスペンパックジャパン(DPJ)が製造する容器「ディスペンパック」が、17年度グッドデザインロングライフデザイン賞を受賞した。同賞は長年にわたり作り手と使い手、社会との対話の中で醸成され、暮らしや社会の礎となり、未来においてもその役割を担い続けてほしいデザインを顕彰する賞。

キユーピーが日本で初めてマヨネーズを製造・販売した1925年当初、マヨネーズの容器はガラス瓶で、58年からポリボトル容器を採用した。赤い網目の外袋と赤いキャップの組み合わせは、この時に誕生した。「ディスペンパック」は83年にアメリカで発明され、87年にDPJが世界に先駆けて商品化に成功した。2種類の液を同時にワンタッチで出せるツインタイプ容器は中食や外食、学校給食などで幅広く使用されている。

公益財団法人日本デザイン振興会の評価コメン

赤い網目とキユーピーマーク、ポリ容器と赤いキャップが卵黄タイプのコクと安全な印象を親しみ深く伝えている。まさに家庭用マヨネーズ市場を創ってきたデザインである。中のポリ容器にエンボス以外の印刷をしていないのも秀逸。

ディスペンパックは片手で手を汚すことなくパッケージを破り、中のものを適量、必要な場所に取り出すといういくつもの動作をワンタッチでエレガントに行える優れもの。しかも複雑な構造ではなく、単に入れ物にフタがかぶさっただけのシンプルな仕様、そして2種類の味にも同時に対応する機能と構造は日本ならではの匠の発想だ。