大手菓子メーカー チョコ軸に好調維持 アイテムの選択と集中進む

大手菓子メーカーは今年度に入っても好調なチョコを中心に前年を上回る実績を確保している。最大手カルビーはバレイショ不足で苦戦を強いられているが、大手各社の第1四半期および上期概況はおおむね前年を上回るペースで動いている。

市況としてはスナック、ビスケット、米菓などは厳しい環境にあるが、メーカーサイドは売れ筋へのアイテム集約化やロングセラーの強化など利益を重視した底堅い経営に徹し、功を奏している形だ。

一方で今秋冬商品では話題性のある目新しいものが少なく、既存ブランドの拡充や見直しが中心となり、もの寂しさも漂う。菓子は本来、人々の暮らしに楽しさを演出する嗜好品だけに、行き過ぎた効率至上主義には疑問も残る。

(10月4日付本紙「菓子流通版」より一部抜粋)