家庭用缶詰 深刻な原料悪化に直面

定番の供給確保が最優先 主力品堅調もカバーできず

缶詰業界は原料状況の悪化に苦慮している。サンマやサケ、カニ、ホタテなどの水揚げが減少。農産品は昨年秋の台風被害や天候異変で、不安定な原料状況が続いている。缶詰は製品に占める原材料比率が高く、農水産物など原料事情に左右されるのは宿命だが、今シーズンは過去にない厳しい状況に直面している。

缶詰の需要は安定しているが、多くの主力品の原料状況が悪化する中で、販促を打てる商材は限られており、メーカー各社は安定供給確保が最優先のテーマとなっている。

(9月25日紙面から一部抜粋)