ヨーグルト市場 上期は前年割れか 前期の反動と露出減響く

2017 ヨーグルト 市況

17年度のヨーグルト市場は前年割れで折り返す見通しとなった。大幅増となった前期の反動に加え、メディア露出減や話題商品が少なかったこと、春先の需要に影響を与える花粉症が軽微だったことなどが要因とみられる。

第1四半期(4~6月)の家計調査結果(総務省/2人以上の世帯/全国)によると、ヨーグルトは購入頻度(前年比2・7ポイント低下)、支出金額(3・4ポイント低下)、購入世帯数(1ポイント低下)。前期大幅増(購入頻度7ポイント増、支出金額15ポイント増)の反動、前最終四半期からカマンベールをはじめとするチーズの露出が高まったことなどにより相対的にヨーグルトの露出が低下したこと、春先の売れ行きに影響を与える花粉症の症状が比較的軽微だったことなどが響いた。

4~8月のヨーグルト市場は「明治プロビオヨーグルトR―1」(明治)、「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」(雪印メグミルク)に代表される機能性を中心したドリンクタイプが引き続き好調に推移している半面、前期に大幅増となったプレーンは「ビヒダス」(森永乳業)が微減と健闘しているものの、トップシェアの「ブルガリアヨーグルト」(明治)、「ナチュレ 恵 megumi」(雪印メグミルク)とも前年割れで、市場も前年割れ。「セールスにはチラシを取れるだけ取ってこいと檄を飛ばしている」(メーカー)という激戦のソフト、ハードも前年割れという状況だ。

(9月13日付紙面より一部抜粋)