ベビー・6P牽引 チーズ堅調に推移 六甲バター

三宅宏和社長(右)と中島雅一専務(六甲バター)
三宅宏和社長(右)と中島雅一専務(六甲バター)

六甲バターの上期(1~6月)チーズ部門は前年同期比1・9%増と堅調に推移した。家庭用はベビーチーズ(6・7%増)、6Pチーズ(7%増)をはじめとするプロセスチーズが4・5%増と牽引し前年クリア。業務用も外食、学校給食が前年割れとなったが全体では微増をキープした。

家庭用の主力で圧倒的トップシェアのベビーチーズ4個は、働き方改革などによる内食、家飲みの増加なども追い風に既存品が好調に推移したことに加え、春季新商品として発売した「プレミアムベビーチーズ 熟成カマンベール入り」が計画を上回るなど好調な動きで全体を押し上げた。6Pは昨秋に投入した新感覚チーズデザート「チーズデザートベジ6P」、春季新商品「チーズデザート ベリー・ベリー・ベリー」といった独自商品のオンが寄与した形。

ボリュームゾーンであるスライスは「大きいスライス」が前年を上回ったものの、「徳用スライスチーズ 14枚入」などが苦戦し、トータル前年並み。「徳用タイプなどのコモディティーで競合に対抗しきれなかった」(中島雅一専務取締役営業本部長)との認識。このほかではキャンディーが前年並み、スティック微増。唯一前年割れとなったスモークは前期に売上高を伸ばした反動減。

下期は輸入原料チーズ外貨建て価格の上昇や円安を見込むことなどからチーズ部門は利益面で厳しさが増すと予想するものの、「モッツアレラ ベビーチーズ 4個」といった新商品投入やTVCM投下などにより引き続き売上高前年クリアを目指す。

家庭用チーズの秋冬新商品の目玉は、レギュラータイプのベビーチーズ4個入りでは5年ぶりの新商品となる「モッツアレラ ベビーチーズ 4個」。モッツァレラチーズをチーズ中60%使用するとともに、クリームチーズ、バターなどを配合することで、ミルキーで口当たりの良いチーズに仕上げた。ベビーチーズならではの手軽さと取り扱いの良さを生かし、カプレーゼ提案などで新たなニーズを開拓する。

「ワインに合うベビーチーズ」には「アンチョビ&オリーブ入り」を期間限定で新発売し、レギュラー(9品)、プレミアム(5品)と合わせトータル17品体制とし、幅広いニーズに対応していく。

このほか、「Q.B.B6Pチーズ」(90g、税別240円)、「チーズデザート福岡県産あまおう苺6P」(90g、300円)、「フロマジュエル オレンジショコラ」(90g、330円)を新発売する。