クラフトビールの浸透・定着に キリンビール 布施孝之社長

布施孝之 キリンビール社長(中)と和田徹 SVB社長(右)
布施孝之 キリンビール社長(中)と和田徹 SVB社長(右)

キリンビールの布施孝之社長は5日、SVB京都の内覧会でクラフトビール市場への期待などについて語った。

– ビール類マーケットは5年間縮小し、今上半期は前年同期比1・3%減。これは消費者がビールに魅力を感じてくれていない証し。われわれの使命はもっとワクワクするビールの未来づくり。一貫してクラフトビールの浸透、定着に取り組んできた。

入り口商品「グランドキリン」をはじめ、代官山と横浜のSVBヤッホーブルーイング、NYのブルックリンブルワリーとの提携を通じて、多彩なブランドを持つことができた。それを今後どうお客さまとつなげていくか。

– 昨年に新しいクラフトビール・ディスペンサー「タップマルシェ」を首都圏の一都三県で展開。年間1千店の目標をかなり上回るペースで導入が進んでいる。導入店ではナショナル・ブランドの売上げにクラフトビールが上乗せされ、また来店客も選ぶ楽しみが増えて、ともにWIN―WINの関係になっている。来年には全国展開したい。

– 西日本、関西の情報発信拠点として京都を選んだ理由は、もともと京都ミニブルワリーがあり、クラフトビールが受け入れられる土壌。さらに外国人観光客が多く、ジャパンビールの品質の高さを発信できる。新店舗を通じてクラフトビールマーケット拡大を加速化していきたい。