B to Cで本格展開 3年以内に50億円規模に 森永乳業「シールド乳酸菌」

森永乳業は1日、同社本社で「シールド乳酸菌」を配合した家庭用新ブランド「乳酸菌と暮らそう」の第1弾商品4品(既報)の商品説明会を開催した。

「加熱殺菌しても働きがあり、無味無臭に近く味に影響を与えにくい」(同社)という特徴を生かし、これまでは同社の宅配や通販商品、BtoB(業務用)で活用してきたが、今後は「生活提案ブランド」としてBtoC(家庭用)でも積極展開していく。

新ブランドの第1弾は、4日から発売のアイスクリーム1品と、5日から発売の乳飲料2品、プリン1品。いずれも同社が強みを持つカテゴリー。まずは、この4品で年間30億円(出荷ベース)が目標。今後、商品を追加し、3年以内に50億円規模まで拡大させたい考えだ。

商品説明会であいさつに立った大原賢一取締役常務執行役員営業本部長は、「シールド乳酸菌」の今後の展開について、「当社が扱えない幅広い食品カテゴリーはBtoB、当社が開発・市場シェアに強みを持つカテゴリーはBtoC」との方針を示すとともに、「これまで乳酸菌はヨーグルトや飲料でとるというイメージがあったが、これからは食卓に上がるあらゆるものから乳酸菌をとる時代になる」と語り、新たな乳酸菌摂取時代の幕開けを宣言した。

「シールド乳酸菌」は同社が保有する数千株の中から“からだを守る働き”をキーワードに開発に着手し、菌株の選定、培養条件の模索、工業製品化の確認、臨床試験など約7年かけて商品化したヒト由来の乳酸菌。生菌の状態でなく殺菌菌体としても“からだを守る働き”をサポートする。盾(シールド)のように外敵からカラダを守るイメージから「シールド乳酸菌」と名付けた。