キリングループ 乳酸菌事業に本格参入 新ブランド「イミューズ」

磯崎功典社長㊥とキリンの佐野環事業創造部部長㊧、カルビーの小泉貴紀執行役員マーケティング本部本部長
磯崎功典社長㊥とキリンの佐野環事業創造部部長㊧、カルビーの小泉貴紀執行役員マーケティング本部本部長

キリングループは、グループ横断の新ブランドを立ち上げ自社内外で独自素材であるプラズマ乳酸菌の活用を促進し乳酸菌事業に本格参入する。

ブランド名は“私”と“女神”を掛け合わせた「iMUSE(イミューズ)」。医薬品などを手掛ける協和発酵キリングループとともに、キリン、小岩井乳業、協和発酵バイオの3社が立ち上げた。グループ内で「イミューズ」を冠にした商品を販売するとともに他企業との連携を推進し10年後に230億円の売上げ規模を目指していく。

1日に都内で発表したキリンホールディングスの磯崎功典社長は「230億円はかなり謙虚に申し上げた。プラズマ乳酸菌以外にもさまざまなR&Dにチャレンジしている。1千億円規模にまで達成できたらいい。健康領域は薄利多売ではなく極めて付加価値の高い領域であるため、この領域でキリンの成長戦略を描いていきたい」と語った。

この秋からの具体的な取り組みとしては、キリンビバレッジ、小岩井乳業、協和発酵バイオのグループ各社から「イミューズ」を冠にした新商品を順次発売する。

「iMUSE(イミューズ)」商品
「iMUSE(イミューズ)」商品

これに加えて「一番重要なのはブランド。『イミューズ』とプラズマ乳酸菌を強くしていきたい」との考えの下、他企業との連携を図り、その最初の取り組みとしてカルビーに原料を供給。カルビーは10月2日にプラズマ乳酸菌1千億個配合したポテトチップス「ぽいっと!ナッツソルト味」をCVS限定で発売する。

(9月4日付本紙より一部抜粋)