「シールド乳酸菌」B to Cで本格展開へ まずは第1弾 4品発売 森永乳業

森永乳業は28日、話題の「シールド乳酸菌」を配合した新ブランド「乳酸菌と暮らそう」を発表した。「シールド乳酸菌」はこれまで、宅配やBtoB部門での活用がメーンで、同社にとって店頭向けのBtoC商品は今回が初。今後、本格展開する。

第1弾のラインアップは9月4日に発売するアイスクリーム「バニラ薫るシュガーコーン」(48ml×5、税別550円)、9月5日から発売する乳飲料「コクと香りのカフェラテ」「濃厚カカオのココア」(240ml、170円)、チルドデザート「くちどけなめらかプリン」(75g、130円)の4品=写真。ヨーグルト以外の食品でもおいしく食べられる乳酸菌入り食品へのニーズが高いことや、コーヒー、アイスなどで乳酸菌を摂りたいという意向があることを受け自社で商品化した。

「シールド乳酸菌」は、同社が保有する数千株の中から“からだを守る働き”をキーワードに開発に着手し、菌株の選定、培養条件の模索、工業製品化の確認、臨床試験など約7年かけて商品化したヒト由来の乳酸菌。生菌の状態でなく殺菌菌体としても“からだを守る働き”をサポートする。盾(シールド)のように外敵からカラダを守るイメージから「シールド乳酸菌」と名付けた。

殺菌菌体でも効果が期待できることや、無味無臭に近く食品の風味に影響を与えづらいことなどから、水分や熱に弱い生菌では難しかった食品への配合が加速しており、菓子、みそ汁、ふりかけ等々BtoBでの採用が拡大。これまでに食品メーカーを中心に150社が採用している。

乳酸菌やビフィズス菌を巡っては、ヨーグルトや乳酸菌飲料を中心に「LG21乳酸菌」「R―1乳酸菌」(明治)、「ビフィズス菌BB536」(森永乳業)、「ガセリ菌SP株」(雪印メグミルク)、「乳酸菌シロタ株」(ヤクルト本社)、「高生存ビフィズス菌BE80」(ダノンジャパン)、「ビフィズス菌ビフィクス」(江崎グリコ)、「ロイテリ菌」(オハヨー乳業)等々各社が訴求を強めているが、常温商品を中心とするBtoB市場への広がりという点では「シールド乳酸菌」が先行している。