量と質の行く末は?

東洋経済オンラインのサイト閲覧数(PV)が急増したのは、下ネタ記事とのリンクや扇情的なタイトルによるところが大きいという内容が週刊文春で報じられた

▼PV至上主義でクリックを誘導するような見出しを多用すれば中長期的にブランド力を下げるとの見方がある中、東洋経済オンラインの編集長は同誌取材に対し「『量は質に転化する』という言葉を信じています」と語った。この言葉を検索すると“量をこなすことで成長”といった日々の努力を呼びかける解釈が多いが、同編集長のはシェア争いの色合いが強い

▼いくらよい商品であっても消費者との接点が少なければ、その商品やブランドは認知されにくく、あえなく終売となりかねない。そうならないために、食品業界でも、とにかく“面”を獲得して多くの人に知ってもらい、その上で付加価値型の派生品を出すなどして価値を高めていく動きがみられる

▼一方、アップルのようにシェアではウインドウズに劣るものの一部の人に熱狂的に支持されて異彩を放つ例もあり、とどのつまり正解はないということだ。