福島の酒 金賞受賞数5年連続1位 新橋“酒まつり”でPR

平成28酒造年度全国新酒鑑評会に福島県から45銘柄(全国860銘柄)が出品され30銘柄が入賞。うち22銘柄が金賞となり、5年連続7度目の金賞受賞数全国1位に輝いた。5年連続日本一の記録は広島県と並び1位。県や県酒造組合などは知名度向上への契機とみて各地でPR活動を行っている。

東日本大震災に伴う原発事故以来の風評被害を払拭したい思いで県や蔵元が一体となりさまざまな取り組みを続けてきた。蔵元を支援する県の技術支援センターでは、品質向上の研究を進め、得られた知見を県内の蔵元に伝えるなどしている。

福島県の日本酒課税移出数量は震災前の水準に回復しておらず根強い風評がうかがえることから、新たな販路の開拓などにも取り組んでいる。海外進出も図り、今年は香港やロンドンでPR活動も展開する。

3、4日には、5年連続日本一を記念した「ふくしま酒まつり」を東京・新橋駅前で開催。酒場詩人の吉田類氏、元読売ジャイアンツの鈴木尚広氏も駆けつけ会場を盛り上げた。あいさつに立った内堀雅雄知事は「震災被害に対して全国からいただいた応援に心から感謝する。福島の酒はうまい。ぜひ楽しんでほしい」と来場したサラリーマンたちにアピールした。