成長続ける中食・惣菜 いよいよ10兆円の大台に

2017年版 惣菜白書

中食惣菜の成長が続いている。日本惣菜協会がまとめた「2017年版 惣菜白書」によると、16年の惣菜市場規模は9兆8千399億円(前年比2.7%増)となり、10兆円産業が現実のものとなってきた。女性の社会進出や高齢化、核家族化など社会環境の変化とともに、食のインフラとして中食惣菜は今後も需要拡大が見込まれており、その中身も年々進化している。

量販・CVSは中食惣菜の充実強化を図り、イートインコーナーの導入も進んでいる。宅配や通販など新たな市場も広がっており、業種業態の垣根を越えて、成長する中食惣菜市場へのアプローチを強化している。一方で、製造・販売・物流の各段階で人手不足が深刻化する中で、労働集約型の産業構造からの変革が迫られており、惣菜業界は拡大する需要への対応と生産性向上が大きな課題となっている

(8月11日付本紙「惣菜特集」より一部抜粋)