アサヒG食品 介護カテゴリー、20年に50億円目指す

アサヒグループ食品 尚山勝男社長
アサヒグループ食品 尚山勝男社長

アサヒグループ食品は8日、シニア介護カテゴリー戦略を発表した。同社では在宅介護者や介護者の食べることを支えつつ、2020年に約50億円(17年比350%)の売上を目指す。

冒頭、尚山勝男社長は「当社は、ミンティア・一本満足バーのアサヒフード&ヘルスケア、ベビー用品・粉ミルクの和光堂、フリーズドライ味噌汁の天野実業の3つが一緒になり、2年前に発足した。今年7月には生販一体となり完全統合を果たしたので、今回はその第1弾のシニア食品となった。昨年出生者数は97万人となり、高齢化がさらに進んでいる状況で2025年には団塊の世代が後期高齢者となる。3人に1人が65歳以上の高齢者というのは先進国でも初めてと言われ、3度の食事に大きな変化が起こる。在宅介護で違う食事を作ることはすごく大変であり、新しい消費者、生活者のお役に立ちたい。『おいしさ+α』を掲げており、+αをどう提案し信頼してもらえるか、その第1弾となる」と会社の統合について話した。

アサヒの介護商品のアンバサダーに俳優の中村雅俊さんを起用。菓子とベビーの合作として「うるおいキャンディ」2品を開発し9月1日から新発売する。口腔乾燥が気になるシニア世代に向け、手軽においしくお口がうるおうキャンディ。喉詰まりのリスクを軽減するため気管を塞ぎにくい穴あき形状を採用。キャンディ表面の凹凸で口内を刺激し、ノンシュガーに仕上げた。味はアクアミント味とレモン味の2種類。57グラム、300円税抜。オーラルプラスシリーズは今年度113%を計画する。

また和光堂が2001年より展開してきた「食事は楽し」シリーズを、「バランス献立」シリーズ全33品にリニューアルする。栄養バランスにこだわりつつ、調理は温めるだけ。長期保存が可能で、パッケージは商品写真を中央に配し、メニュー名や食材のかたさの目安を大きく記載した。食材の栄養機能別に赤・黄・緑の色分けをし、主食・おかずの区別も分かりやすく記載している。レトルトパウチ180円税抜(一部150円)、トレー米飯270円/300円税抜。新製品シリーズ初年度の年間目標は4.5億円(前年比160%)。