太田油脂 自社ブランド強化 えごま関連で1.5倍へ

太田健介社長㊨と料理研究家の長田絢さん
太田健介社長㊨と料理研究家の長田絢さん

太田油脂は「■(〇の中に「田」)maruta®」ブランドの強化に乗り出した。同ブランドは家庭用の「えごまオイル」や菓子などをラインアップしており、一層の販売強化のため昨年12月に「maruta事業部」を新設。看板商品の「えごまオイル」を使った商品の拡充を進めており、当面はえごま関連売上げを1・5倍に高めていく計画だ。

同ブランドのえごまシリーズは現在14品。瓶タイプの「えごまオイル」や国産原料使用の「国産えごまオイル凛」などのオイルからドレッシング、調味みそ、菓子などまで幅広く品揃えしている。

ただ、同社調査によると、えごまオイルの認知度は9割強まで高まったが購入経験は約4割と低く、使用するきっかけがないなどがその理由に挙がった。購入目的は認知症予防が突出し、美肌効果への期待も高かった。

このため、ターゲットをアクティブシニア層、アクティブウーマン層に絞り、用途拡大を促す新商品開発を強化。オイルでは、加熱調理もできオメガ3とオメガ9をブレンドした「えごま&オリーブオイル」「えごま&アーモンドオイル」、早期に使い切れる「えごまオイル100g」の3品を7月6日に発売。

ドレッシングは、1袋で1日分のオメガ3が摂取でき、持ち運びできる小袋タイプの「毎日えごまオイル®ドレッシング」シリーズとして「カムカム」「黒酢」「ゆず」の3品を8月23日に発売する。

同社は日本で初めてえごまオイルを食用化し、オリジナル精製技術「圧搾クリア製法」により、さっぱりとしたオイルに仕上げている。「えごまオイルを原料から最終製品まで一貫生産しているのは日本で当社だけ。栄養価も含め、正しい情報を生活者に伝え、“えごまで世界を健康に”をキャッチフレーズに活動していく」(太田健介社長)方針だ。

5日に開催された新商品体験会では、料理研究家で同社のオイルアンバサダーでもある長田絢さんによる新商品を使ったメニューの試食会も行われた。