味の素AGF「ブレンディ」40周年 新CMと商品に磨きかけ攻勢

スティック・インスタントコーヒーの大容量サイズの外箱変更を説明する金谷執行役員事業戦略部事業推進部リテールビジネス部長(味の素AGF)
スティック・インスタントコーヒーの大容量サイズの外箱変更を説明する金谷執行役員事業戦略部事業推進部リテールビジネス部長(味の素AGF)

味の素AGF社は今年で40周年の節目を迎える「ブレンディ®」ブランドのマーケティングを強化して秋冬商戦に臨む。

8日発表した品田英明社長は「『ブレンディ®』が提供する価値は一貫して生活者の皆さまに最高のくつろぎとリラックスを提供するところにある。トータル的に『ブレンディ®』の価値を訴求する新CMを流していく」と語った。

CMキャラクターは女優の原田知世を継続起用。出演22年目・35作品目となる新CM「カフェオレにギュとしてもらいたい編」は需要期に入る10月頃放映される。同CMでは、これまで商品ごとに使い分けてきた楽曲を刷新し、原田が歌うオリジナル曲を採用した。

商品面ではスティック・インスタントコーヒー(IC)・一杯抽出レギュラーコーヒー(RC)を刷新。スティックは大容量サイズの外箱を変更し、小容量同様にスティックを立たせた状態で取り出せるように改良。これについて金谷克彦執行役員事業戦略部事業推進部リテールビジネス部長は「大容量サイズはフタの外し方を変えてヘビユーザーの方にも使いやすくし、開け方を伝えるデザインも生活者視点で改善した」と説明した。

「ココア・オレポリフェノールリッチ」(手前)
「ココア・オレポリフェノールリッチ」(手前)
「ブレンディ®」スティックの新商品は、ココアパウダーを「ココア・オレ」に比べ1・5倍使用した「ココア・オレポリフェノールリッチ」で、中身は「できる限り濃厚感を出しつつ、甘味を少し抑えて後味をさっぱりさせた」という。

昨秋の発売開始から半年で1億杯を突破した「ブレンディ®カフェラトリー」スティックは、新テイスト・新パッケージへと刷新。外箱とスティックを小さくし利便性と環境配慮を向上させるとともに、中身に“コク感エンハンサー”と呼ばれるスペシャリティ技術を採用し、「少ないパウダーでも十分においしくコクのあるものに仕立てて心の健康と環境負荷低減を両立させた」。

同スティックの新商品「濃厚ロイヤルミルクティー(写真中央)」は「ミルク感も紅茶感もしっかりと味わってもらうために、紅茶のキーアロマ成分をカプセル化しスティックに封入することで、ミルク感のあとにしっかりと紅茶の味が残るようにした」。

「カフェラトリー」のTVCMは女優の北川景子を継続起用。TVCMほか、「“プライベートカフェタイム”と称して北川さんがくつろぐ瞬間をSNSで公開するようなことを考えている」。

そのほか、「ブレンディ®」ではICのサイズを小容量へと一新するとともに、一杯抽出RC「レギュラー・コーヒードリップパック」の大容量タイプの入り数を見直し、手頃な価格帯にした。

「マキシム」からはIC「モカ・ブレンド」と個包装IC「ブラックインボックスアソート(写真左)」を新発売。「モカ・ブレンド」は「女性をターゲットに、あえて白を基調にデザインした」。

「ブラックインボックスアソート」は4種のブラックコーヒーをスティックでアソートしているが、スティックカテゴリーではなく、ICの中のスティックタイプの位置づけとなっている。「そもそもICは年々小容量化され、常においしいものを1杯ずつ飲みたいとなると、スティックタイプが好まれる」との考えで開発された。