「コカ・コーラ」加速の夏 冷やすとラベルに“氷”

コールドサインボトル2品
コールドサインボトル2品

コカ・コーラシステムは19日、冷やすとラベルに氷のデザインが浮かび上がる“コールドサインボトル”の「コカ・コーラ」と「コカ・コーラ ゼロ」を期間限定で発売した。これに伴いサマーキャンペーンを開始し、「コカ・コーラ」ブランドの勢いに弾みをつける。

今年の「コカ・コーラ」ブランドの状況について、19日に囲み取材に応じた小林香予マーケティング本部コカ・コーラTMグループディレクターは「絶好調。ブランドの中で一番ボリュームの大きい『コカ・コーラ』本体が伸長している上、トクホの『コカ・コーラ プラス』が純増している」と語った。

「コカ・コーラ」本体の好調要因については「炭酸カテゴリーの定義が4、5年前と変わってきている。炭酸水、フレーバースパークリングウォーター、トクホ、機能性表示食品、エナジードリンクというように炭酸飲料のサブカテゴリーがものすごく増えたと思っている。細分化される中で、味わいをしっかり求めるお客さまが『コカ・コーラ』本体に戻ってくださっている」とみている。

「コカ・コーラ プラス」の販売動向は「9割以上がトクホ炭酸外から入ってくださった結果として、われわれの狙いであるカテゴリーの拡大に貢献できている」。

夏場はサマーキャンペーンに注力。同キャンペーンは、年初から展開している“ウチのコークは世界一”とも関連し、冷やして一番おいしい状態で飲んでもらうのが目的。「夏場、炭酸カテゴリーに流入する普段炭酸飲料を飲まない層は500万人以上いる。暑い時に冷たくおいしい炭酸飲料を飲んでもらって炭酸カテゴリーに入ってきてほしい」と説明した。

氷が浮かび上がるQRコード(常温時㊧と冷却時)
氷が浮かび上がるQRコード(常温時㊧と冷却時)
コールドサインボトルは示温インクを使用。北海道、青森県、岩手県、秋田県では「コカ・コーラ」サマーデザイン(350㎖缶)も期間限定で発売している。同商品は冷やされると氷のイラストとともにQRコードのパーツが浮上。完成したQRコードをスマホで読み取ると特別サイトにアクセスし、ご当地の美男美女がその地域の気温と「コカ・コーラ」のおいしい飲み方を教えてくれる仕組みになっている。

350㎖缶をエリア限定としたのは「北日本は夏が短く、その短い夏にどれだけ新しいことができるかということで北日本のボトラー社と企画した」ため。

コミュニケーションはTVCMのほか、デジタルサイネージや屋外ビジョンを活用したプログラミング広告を展開する。これは昨夏のリオオリンピック開催期間中に実施したリアルタイムマーケティング(RTM)を活用したもので、オリンピックの試合結果に即応したコミュニケーションを展開したように天気、気温、場所などさまざまなデータをもとに各配信ポイントに最適なメッセージを発信。例えば「盆踊りや花火大会など、その場所にふさわしいカスタマイズしたメッセージを発信していく」という。

プログラミング広告は8月27日まで1か月以上にわたって実施し、合計150種類以上のメッセージを発信していく。