森永乳業「クラフト 無垢」 優秀味覚賞“三ツ星”受賞

森永乳業が今年3月に発売したポーションチーズ「クラフト 無垢 大人の熟成チェダー味」が、iTQi(国際味覚審査機構)の“極めて優秀”と認められた商品に贈られる最高レベルの優秀味覚賞“三ツ星”、「同 大人の熟成ゴーダ味」が“特記に値する”と認められた商品に贈られる優秀味覚賞“二ツ星”を受賞した。

「雑味のないチーズの美味しさ」を追求するとともに、独自の「無垢製法」によりチーズのうまみを向上させ、コク深い味わいながら滑らかな食感を実現したことが評価された形だ。

販売も好調で、発売3か月(3~5月)のメーカー出荷額は計画比200%と同社の予想を上回る。ポーションチーズのメーン購入層である50歳以上の世代が求めるこだわり志向に応えたこと、世帯人数の変化を踏まえた容量(4個、60g)、値頃を抑えた価格設定(税別250円)などが支持されている理由と見られる。

家庭用チーズのポーションタイプは6Pが主流だが、同社では「競合商品からシェアを奪うのではなく、こだわり志向のユーザーが既存品にプラスして購入しているものと考えている」としており、ポーションタイプの市場拡大にも一役買っているようだ。

同社では「世界的な評価をいただいたことを励みに、今後も同シリーズのおいしさを追求し、お客さまにとって価値ある商品の提供に努めていく」考え。

家飲み需要の拡大も背景に右肩上がりの成長を続けるポーションチーズは、昨年の市場規模が12年対比で123%と大きく伸長した。同じく、おつまみニーズを取り込んで成長を続けるベビーチーズとともに、家庭用プロセスチーズ市場の牽引役となっている。

なお、iTQi(国際味覚審査機構)は、食品や飲料品の味覚と品質を国際的に評価する世界有数の独立機関。審査員はヨーロッパで最も権威のある15の調理師協会、国際ソムリエ協会に属する著名なシェフやソムリエで構成され、審査は目隠し方式によって5項目(製品の第一印象、製品の外観、香り、食感、味・後味)について行われている。