失策“プレ金” 政府は幻想捨てよ

個人的に終了してから気付く3大イベント「バレンタインデー」「ホワイトデー」「勤労感謝の日」に新たに「プレミアムフライデー」が加わった。4回目の実施だったらしいが、街角の風景も難易度高めの“間違い探しクイズ”レベルだ。

▼月末の最終金曜日は午後3時ぐらいで帰宅し、飲めや唄えと言われているが、そんな簡単にはいかない。取引先や関係先なども一緒に帰ってもらわないと自分だけ「プレミアムフライデーですから」と帰ったら、翌週月曜日の朝は「ブラックマンデー」が毎月やってくることになる。

▼景気刺激策として政府が音頭を取っているなら思い切った政策を打ち出すほかない。3時になったら「オフィスの電力供給を止める」「ケータイを壊される」「母親が迎えに来る」ぐらいのことをしないと、勤勉な日本人を帰宅させることは難しい。

▼そろそろ休みを増やせば消費支出が増えるという幻想を政府も捨てるべき。瞬間的には効果があるだろうが、可処分所得が増えてこその支出増だ。ちなみに6月30日に5回目のプレ金。同日は集団疎開の記念日でもある。