脱・安売りへ多彩な打ち手 東京で酒類展示会 国分グループ本社

国分グループ本社 酒類総合展示会

国分グループ本社は17日、年1回の酒類総合展示会を東京の品川プリンスホテルで開催した。スーパー・百貨店・酒販店・料飲店などの得意先関係者に独自の販促施策やオリジナル商品、主要メーカーの重点商品を紹介するもの。出展メーカー192社、来場者数約1千200人。

安売り規制を柱とする酒税法・酒類業組合法の改正を目前に控える今回は、「量から質へ」を切り口に品揃えや販売方法の差別化につながる新企画を強力に訴求。地理的表示の強化によって注目される純日本産ワイン、地産原料米にこだわった地酒など、特徴の明確な商材にスポットを当てる一方、5月発売のオリジナル瓶詰「日本の果実プロ」を使ったカクテル提案、多彩なおつまみを組み込んだ売場改革提案など、販売企画関連のコーナーも充実させた。

また、道産品の発掘・拡販に取り組む国分北海道のブースでは、日本最北端の酒蔵・国稀酒造の清酒をはじめ、道産のユニークな和酒・ワイン・クラフトビールをアピール。近年、スーパー向けの北海道物産展をコーディネートする食品卸は多いが、道産酒類にスポットを当てた提案事例は少なく、調達力の高さをバイヤーらに印象づけた。

このほか、会場導入部では酒税法改正後の市場変化予測などをパネル形式で紹介。不当廉売規制とビール類の段階的な税率一本化によって酒の市場が変わるとの見方が強まっているだけに、多くの来場者がパネルに見入っていた。