雪印メグミルク 生産能力さらに倍増 小型ボトルライン新設

雪印メグミルクは約62億円を投じ、京都工場(京都府南丹市)に小型ボトルタイプドリンクヨーグルト「恵 megumiガセリ菌 SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」の生産ラインを新設する。18年度上期の稼働開始を目指す。

機能性表示食品として販売している同ヨーグルトはこれまで、首都圏エリアの主幹工場である海老名工場(神奈川県海老名市)で製造していたが、全国的に売上げ拡大が顕著であることから、西日本の製造拠点である京都工場にラインを新設し、東西2拠点体制とするもの。供給能力を引き上げることで、西日本エリアを含む全国的な需要増に対応していく。

同社は昨年5月、海老名工場に同ヨーグルトの生産ライン1ラインを増設。生産能力をそれまでの2倍に増強していたが、今回のライン新設により、生産能力はさらに現行の約2倍となる。

「恵 megumiガセリ菌 SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」は2014年3月に新発売。15年8月にはヨーグルト初の機能性表示食品として発売した。

「ガセリ菌SP株」は世界で初めて、内臓脂肪低減効果をヒト試験により科学的に立証した同社保有のプロバイオティクス乳酸菌で、「ガセリ菌SP株が内蔵脂肪を減らす」という明確な機能性をパッケージに直接表記して以来、売上げが爆発的に伸びた。実際、機能性表示前の15年4~6月を100とした場合の17年1~3月の売上げ伸長率は7倍強となっている。

市場拡大が続くヨーグルトカテゴリーではメーカーの設備投資が活発化しており、森永乳業は昨年、総額282億円を投じ、利根工場(茨城県常総市)と神戸工場(兵庫県神戸市)に新たな機能性ヨーグルトの生産設備を新設する計画を発表済み。

同社の15年度ヨーグルト売上高は502億円(宅配除く)だが、機能性ヨーグルトの増産により20年度には760億円にまで引き上げるとしている。