九州地区 スーパー出店は前期並み ディスカウント、ドラッグは高水準

九州地区の主要SMの今年度出店は前年度並みとなることが分かった。

GMSではイズミが前年度と同じ2店舗、イオン九州が1店を計画。イズミは4月末広島市に「LECT」、5月初めに「ゆめタウン江津」(島根県)を出店するが九州での計画はない。イオン九州は8月に大野城店(福岡県大野城市)を出店する。前期は姶良店(鹿児島県姶良市)を出したが、建て替えのため、店舗の増加にはつながっていない模様だ。

食品SMではマックスバリュ九州とハローデイが各2店舗を出すことが決まっている。マックスバリュ九州は上期に熊本市と長崎県長与町へ出店、このほか宮崎県でも計画し、前期並みの3店舗は確保する。ハローデイは前期、居抜きを含め2店舗を出店。今期は本城店(北九州市八幡西区)と6月建て替えの徳力店を含め4店舗を計画。うち1店舗は「ボンラパス」にする予定。

前期に折尾店と西門司店の建て替え、直方店の移転新築、浅川店の居抜き出店、きふね店、山王店(すべて福岡県)の新設など設備投資の重なったサンリブやリテールパートナーズ傘下に入ったマルキョウは出店を見送る公算が大きい。

DS、DgSなど低価格業態は今期も高水準の出店となる見込みで、出店地域を九州外に拡大する動きが加速している。

トライアルカンパニーは九州の7店のDS業態店舗を含め、北海道恵庭、三重県松阪、兵庫県明石、鳥取県叶などでスーパーセンター(SuC)の新店を出す。昨年の10店舗を上回る可能性もある模様だ。

DgS業態ではコスモス薬品が今5月期としては93店舗を出店予定。来期は90~100店舗としているが、3ケタ台に乗る可能性もある。

サンドラッグの支援で全国チェーンへの脱皮を進めるダイレックスは前3月期でスクラップ&ビルドを除き19店舗を出店。同業他社との出店競争が激化し、今期から出店を緩和することにともない、
出店数を増やしていく。ドラッグストアモリ(ドラモリ)は前期、14店舗を出店した。今期も2ケタ出店を維持する見通し。