サントリー 九州熊本工場の見学再開

サントリー 九州熊本工場 テープカットの様子
サントリー 九州熊本工場 テープカットの様子

ビールに続き飲料生産も順次

サントリーホールディングスは12日、九州熊本工場(熊本県嘉島町)の見学ツアーを再開した。昨年4月に発生した熊本地震の影響で長期間停止していた生産も着々と再開されてきており、完全復旧まであと一歩。同日は鳥井信宏副社長らが出席してセレモニーを開催。見学ツアーは4回行われ、計133人がビールの仕込みや発酵などリニューアル後の製造工程を見学した。

施設の見直しでは入り口や店舗の内装デザインにプレミアムモルツ(プレモル)のブランドカラー、紺色や金色を採用。素材選びなど製品づくりにかける醸造家の思いを映像で紹介した。

鳥井信宏副社長(サントリーホールディングス)
鳥井信宏副社長(サントリーホールディングス)

鳥井副社長は「被災後は設備の全面復旧を最優先事項に掲げ、サントリーグループ一丸で取り組みを進めてきた。復旧に向けては従業員や地元熊本の関係企業の皆さま方にご尽力いただいた。今後、他県からも多くのお客さまに足を運んでいただくことで、引き続き熊本を活性化できる取り組みを進めていきたい」とコメント。

続いてサントリービールの山田賢治社長が「(生産を見合わせている)清涼飲料について4月中をめどに生産の一部再開を実現させる。できる限り完全復旧を急ぎたい」と意気込みを語った。

同工場では昨年11月に仕込みを始め、12月に出荷を再開したビール類に続き、4月中に清涼飲料の缶アイテム、5月には同じくPETボトルの製造を再開する予定となっている。

(5月1日付「九州版」で詳報予定)