“東海屋ショック”その後

東海屋ショック

“東海屋ショック”から約1か月半が過ぎた。東京の小学校で発生したノロウイルスによる集団食中毒は、まさかの海苔が原因で製造していたのは大阪の東海屋だったと発表された。

▼判明した翌日(3月1日)は全国の海苔企業に問い合わせが雨あられのように降り注いだ。特に大阪近辺で「○○屋」という屋号を持つ企業は「問題を起こしたのはそちらか」と間違い電話も多数ちょうだいした様子。全国的には給食関係者からの問い合わせが一番多く、乾物が食中毒の原因になるとは調理関係者も驚いただろう。

▼その中でCVS関係の動きは素早い。発表翌日にはCVSおにぎり用の一部の海苔工場に立ち入り検査に訪れていた。まだ世間も海苔業界も炎上中でてんてこ舞いの中、直接訪問で冷静にリスクを見極めていた。

▼結局、3月の海苔販売には東海屋ショックの影響はほとんどなかった。大騒ぎしたのは2日ほど。情報社会で炎上も早いが、実害の範囲が分かれば鎮火も早い。ここ数年、海苔原料が高く“弱り目に祟り目”状態だったが、とりあえず“祟り目”は消えた。