たかが1円、されど1円

先頃、セブン-イレブンが日用雑貨NB約60品の価格改定を発表した。消費者からすれば、「定価販売で、スーパーより高い」というイメージの依然強いCVSだが、実勢価格に応じたNB値下げはこれまでも行われてきたし、大手CVS間でも価格設定が微妙に異なるものが意外にあったりする。

▼例えば缶コーヒーのNBショート缶。セブン、ローソン、サークルKサンクスは税込み123円だが、ファミリーマートは昨年まで同124円だった。習慣性の高い商品だけに、毎日購入する身からすれば「たかが1円、されど1円」という思いがかねてあった。

▼そうした中、昨秋ファミマとサークルKサンクスが経営統合。商品の一本化を進める中で、同商品群についても12月、ファミマが値下げする格好で123円に寄せたという。

▼ところが、ファミマ店頭ではこの3月までプライスカードが変更されていない店が筆者の周辺で少なからず見られた。統合半年で商品の一本化を実現したのは驚嘆に値する。ただ、こうした徹底力というところが、セブンとの差なのかとも考える。