ポプラ 客数増目指し中食ブランド化 女性客取り込みへ

ポプラ 中食 彩家

ポプラは他チェーンに比べ低い女性客の構成比を高める狙いで、中食分野の女性向け商品のブランド化を推進する。

前下期(16年9月~17年2月)売上げは前年の水準(前年比99・3%)を維持したものの、客数は97・4%と減少。同社の女性客の比率は約30%と大手チェーンに比べ10%程度低い。中間昭登副社長は「この10%の差が重要」と強調しており、伸びしろがあるととらえる。同社チェーンにおいても女性の構成比が40%を超える店では日販が前年を上回る傾向が強いという。

女性やシニアを中心とした「どうせ食べるなら、いいものを」という心理を狙い、昨年度下期からデリカ、スイーツ、カフェ、ベーカリーの4つの分野で『彩家(さいか)』ブランドの展開を開始した。首都圏から順次エリアを広げ、今年度は全国へ拡大する。

デリカは「豆とトマトチキンのバジルパスタ」や「ジンジャーチキンと野菜サンド」、ベーカリーは「大人のビターチョコクロワッサン」といった付加価値を高めた商材を開発。

既に導入したカテゴリーでは成果が表れている。サンドイッチを例に挙げると、同ブランドの商品は女性の購入率と夕方・夜の購買率が、いずれも通常品に比べ10%高かった。また、シュークリームやチョコレートパフェをブランド商品に切り替えたスイーツは該当商品だけでなく、カテゴリー全体が前週比120%となった。

こうした中食のブランディングと合わせ、ドライではSMの代替商品を強化しながら、有職女性の夕方から夜間の需要を中心に取り込み、客数増につなげたい考えだ。