“同い年”の「リカちゃん」とコラボ かどや製油「金印純正ごま油200g」

かどや製油はロングセラー商品「金印純正ごま油200g」の発売50周年を記念し、同じく今年誕生50周年の着せ替え人形「リカちゃん」(タカラトミー社)とコラボしたプロモーション活動を4月から展開する。半世紀にわたり日本の食卓に親しまれてきた「金印純正ごま油」と、国民的人気を誇る「リカちゃん」のコラボレーションは話題を集めそうだ。

かどや製油の「金印純正ごま油」は1967年(昭和42年)に発売。当時、天ぷら店など業務用が主体だった高級ごま油を家庭用向けに展開。発売当初から食卓での使いやすさと見栄えに配慮し、くびれのある瓶を採用。鮮やかな黄色キャップとラベルの基本デザインは今も変わらず、ロングセラー商品として家庭用ごま油の普及に貢献してきた。

今回、発売50周年を記念し「金印純正ごま油」と同じ年に誕生した着せ替え人形「リカちゃん」とのコラボが実現。4月から大々的なプロモーション活動を展開する。

かどや製油・マーケティング課の福島香美さんは「『リカちゃん』は多くの女性が一度は遊んだことがあり、祖母から母、娘へと3世代で親しまれている。このたび同い年を迎えた『金印純正ごま油』とのコラボで、幅広い世代への情報発信により、さらなるブランド価値向上と食卓での需要拡大につなげていきたい」と語った。

プロモーション活動では、4月上旬に「純正ごま油50周年特設サイト」を開設。「リカちゃん」を起用した50周年記念コラボの交通広告を首都圏・近畿圏で展開するほか、ラッピングバスも検討している。

また、「金印純正ごま油」のエプロンを着たオリジナルの「リカちゃん」人形を作成。秋には、かどやオリジナル「リカちゃん人形」が当たるプレゼントキャンペーンも予定している。そのほか、ユーチューブでのクッキング動画配信など年間を通じたプロモーション活動を実施する。

「リカちゃん」のSNSフォロワー数は15万人超。誕生50周年で注目度が高まっており、「金印純正ごま油」とのコラボは多方面で話題を集めそうだ。創業から159年の歴史を誇るかどや製油にとって初の試みだが、若年層など次世代のユーザーに向けて、ごま油のイメージチェンジを図り、50周年を迎えた「金印純正ごま油」の店頭での提案活動もさらに強化する。

「品質重視で需要創造」 小澤二郎社長の話

かどや製油 小澤二郎社長
かどや製油 小澤二郎社長

「金印純正ごま油」はお陰さまで今年発売50周年を迎えた。故・小澤直平が1961年に小豆島に新工場を建て、67年に家庭用で発売した。

当時は斗缶や量り売りが主流。それを200gの小瓶に詰めて、ごま油の使い方を啓発し広げていった。米国でコダックのフィルムが黄色で売れていると聞き、キャップとラベルを黄色にして商品名も分かりやすく平仮名書きにした。50年間、ほとんどデザインは変わっていない。

国内市場は成熟化し、ごま原料の高騰など課題はあるが、量より質への転換を図り、これからも品質にこだわり、良いモノを適正価格で買っていただけるよう努力を重ねていきたい。