キリン「47都道府県の一番搾り」 4月発売分は受注2割増

キリンビール 47都道府県の一番搾り 嵐 大野智 二宮和也

“コト”共創で地元に光

キリンビールは今年も「47都道府県の一番搾り」を4月4日から4回に分けて発売する。今年は前年比2割増となる320万㌜を目標とし、4日発売の9県では既に「前年比2割増の受注を獲得した」(布施孝之社長)という。

東京在住者が出身地の製品を購入できるようアンテナショップ、ネットでの販売や、地域セットの発売も検討中だ。昨年は一部の百貨店で展開したギフトセットもチャネルを拡大、5月23日から発売する。昨年は展開しなかった大瓶や500㎖缶も発売する。布施社長は「“地元の喜びはキリンの喜び”という思想を伝えたい。数字は結果に過ぎない」と意気込みを語る。

昨年、大きな話題を呼んだこのビールは“地元の誇りをおいしさに変えて”をスローガンに掲げて発売。各都道府県の気質や文化、味覚に合わせるよう地元のオピニオンリーダーなどが参加するワークショップを開き“モノ”共創に取り組んだ。「地元に光を当ててくれた」「地元を元気にしてくれる」といった声に押されて年間販売目標を約2倍に上方修正するなど好調に推移、業務用でも5万店ほどに採用された。

今年は“コト”共創に取り組み、地元の誇り・良さを感じて元気になる乾杯シーン作りを目指す。例えば長崎では「平和と出会いに感謝しながら、さっ、一緒に。“夕日に染まる乾杯”」という気概を県全域で創出するとしている。
昨年に続き嵐を起用したCMを4月4日から放映する。「一番搾り全国47都道府県の誇りをおいしさに変えて編」にはメンバー全員が出演。また、メンバー5人がそれぞれ9~10県を担当し、地元と協力して作成した47パターンのCMやポスターを展開する。

3月28日に開かれたCM発表会には嵐の大野智さんと二宮和也さんが登壇。二人とも「僕らも知らない県のことを知ることができた」と語り、布施社長と乾杯した。