アレルゲン不使用商品 取り組みが拡大

日本人の2人に1人が何らかのアレルギー疾患を抱えているといわれる中、アレルゲン不使用の商品を開発するメーカーが増加している。また、学校給食などに限らず外食産業でもアレルゲン不使用のメニューを採用する企業が増加中だ。

マリンフードは、27品目の特定アレルゲン原料不使用の「ヴィーガンシリーズ」を展開する。乳を使用せず植物性の原料だけで作ったチーズ代替素材「私のとろ~りとろけるヴィーガンシュレッド」やマーガリン代替素材「私のおいしいヴィーガンソフト」などで、学校給食や病院食向けだけでなく市販用でも注目が高まってきた。

エスビー食品もアレルゲン27品目不使用のカレーフレークやシチューフレークを発売している。パッケージには消費者がアレルギー対応商品を選べるよう一目で分かるアイコンをパッケージにデザインしており、ホームページでもこれらの商品を使用したレシピを提案している。

外食産業ではアレルゲン原料に対応することは難しく対応は一部にとどまっているが、子供の利用が多いロイヤルホストやジョイフルといったファミリーレストランは、主要7品目のアレルゲン原料不使用のキッズメニューをメニューに取り入れた。その他の業態でも主要なアレルゲン物資の使用状況について情報提供を強化する傾向にある。