九州新興勢が東進 地元企業は防戦へ

九州流通短信

九州地場のコスモス薬品、ドラッグストアモリなどのDgS業態およびダイレックス、トライアルカンパニーなどのDS業態が店舗網を中国エリアに拡大させており、進出先の地元企業はシェアを脅かされる事態になっている模様だ。

山口県ではコスモス薬品が攻勢をかけている。1月開設した才川店(下関市)で49店舗としたが、さらに5月中に山口市と下松市にも出店する予定であることが分かった。

同じく親会社のナチュラルホールディングスを通じ、岡山県地盤の中堅DgSザクザグを買収したドラッグストアモリは1月、10号店を防府市に開設。トライアルカンパニーは3月中の開店を目指す東岐店(宇部市)で8店舗となり、山陽道沿いにドミナントを構築する。

一方、鳥取県ではダイレックスが店舗を増やしている。昨年12月、1号店の伯耆店を出店したのに続き、1月には境港店、3月西倉吉店、4月東福原店(鳥取市)と立て続けに出店。トライアルカンパニーも7月、5号店目の鳥取叶店を開設する予定だ。

勢いのある九州新興勢力による出店攻勢を迎え撃つ地元SMのシェアは盤石といえない状況になってきており、今後の展開が注目されるところだ。