六甲バター チーズ6%増で着地 今期も成長を目指す

六甲バターの前12月期の家庭用チーズ部門は旺盛な家飲み需要などに支えられ主力のベビーチーズ4個入り、スライスチーズが牽引、前年比6%増という高い伸びで着地した。

シェア7割という圧倒的トップシェアのベビーチーズ4個入りは既存品が好調に推移したことに加え、家飲み需要などを背景に「プレミアムベビーチーズ」も大幅増と寄与した。

スライスチーズでは7枚入りが大幅増となったほか、「大きいスライスチーズ」シリーズも前年をクリア。6Pは競合の参入などを受け「チーズデザート6P」が伸び悩んだが、昨秋に発売した野菜×フルーツの新感覚チーズデザート「チーズデザートベジ」(トマトベリー&オレンジ/キャロット&ゴールデンパイン)がオン。6Pトータルで前年実績を上回った。このほか、スティックは前年並み。キャンディーはスモークタイプが伸長したもののトータルでは微減だった。

「昨秋から伸びが鈍化している。今年1~2月も前年キープ」(中島雅一専務取締役営業本部長)と言うように、市場の成長スピードが若干ながら鈍化し始めていることに加え、17年については「輸入原料チーズの外貨建て価格が高騰に転じ、前期に比べ為替が円安となっている。原価アップの影響を大きく受けることになる」(三宅宏和社長)といったように逆風模様。

こうした状況下、「新製品で売上高10億円を狙う」(斉藤保典家庭用営業部長)今春は、「デザートベジ6Pアボガド&キウイ」「チーズデザートベリー・ベリー・ベリー」で6Pの強化を図るとともに、「プレミアムベビーチーズ熟成カマンベール入り」「濃硬チーズ9個入(熟成カマンベールブレンド)」などカマンベール商品を投入して市場を活性化、高い伸びを目指す。