ハム・ソーセージ 市場は回復傾向 メーカー各社、売場活性化目指す

ハム・ソーセージ 市場

ハム・ソー業界は一昨年10月のWHO報道の影響も薄まり、回復基調にある。歳暮ギフトは前々年の数字までは戻っていないものの、日本ハム「美ノ国」、伊藤ハム「伝承」、丸大食品「王覇」「煌彩」など、各社主力ブランドは好調に推移した。

コンシューマアイテムについては、原料価格の安定といったプラス面もあったが、増量セールや特売などの価格競争により、厳しい状況は続いている。

最近の消費動向は節約志向が根強く残る一方で、共働きや単身世帯、女性の社会進出の増加による夕食シーンに向けた高価格帯の商品が好調に売上げを伸ばしている。朝食や弁当などの需要が減る中、夕食シーンを想定した新たな市場の開拓が重要なポイントになっている。

今春の新商品では、『驚きのジューシー感』を打ち出した日本ハム「豊潤®あらびきポークウインナー」や、国産・高級感を打ち出した丸大食品「金燻あらびきウインナー」「銀薫あらびきウインナー」など、改めてハム・ソーセージ本来の魅力を訴求する新ブランドが登場。夕食シーンを想定した高価格帯の商品とともに売場の活性化を目指す。

また、各社ともに減塩や糖質オフ、無塩せきなど健康志向に着目した商品にも引き続き注力。プリマハムは、おいしさそのままに糖質ゼロを実現した新ブランド「プリマヘルシー」を投入する。好調な家飲みに向けては、こだわりの食材を使用した商品や、友人や同僚との女子会やパーティーに向けた、見栄えや華やかさを重視した商品のラインアップを強化している。

(3月8日付本紙「ハム・ソーセージ特集」より一部抜粋)